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キタキリだから、ファッション・トレンドまわりをゆるっと語る。

繊研コラムまとめてアップ

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私が子ども時代は学校で、女子も男子もお裁縫は普通に家庭科の授業であったもんです。

現在、私の子どもたちも、ボタン付け一つできませんね。ってか、やんなくていいからね。ボタン取れたら、新しい服を買っちゃうね。

娘が中学の時、家庭科の教科書「被服」の項目に「コーディネート」が普通に掲載されていて、あ~、服は作るんじゃなく、コーデを習う時代なんだと思ったのも、もう、10年以上前。

作ることが好きな人も沢山いて、作れる人と作れない人の両極ですね。

 

子どもたちにモノ作りの楽しさを教える取り組みをしている、奈良の縫製工場。

ヴァレイさん、素敵です。

www.valleymode.com

 

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2021年の幕開けは、ゼロホワイトですよ。

もう、ひと月経っちゃって、緊急事態宣言も延長で、もう真っ黒な気分ですが、着るものの色で気持ちって変わるので、頑張っていきましょう!

 

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百貨店の福袋は、今年一年の総決算ですね。

福袋の内容は時代とともに変わるけど、一年のトレンドが丸見えなので、楽しいです。

紅白歌合戦で流行った音楽を総決算的に知ることが出来るのと同様、年末は、デパートの福袋に注目です。

年々、百貨店に吹く風は厳しさを増すばかりですが、物を売るだけが百貨店の役割ではないので、なんとか持ちこたえてほしいと、祈るばかりです。

 

日々のトレンドは繊研新聞でチエックしてね!

senken.co.jp

高田賢三さん、お別れ

本日10月22日付、繊研新聞のカルチャーコラムです。

 

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繊研新聞誌上で連載させて頂いた漫画「株式会社アパレル」でも、ネタにさせて頂いた、世界のケンゾー。

 

株式会社アパレルの社長の名は、ウルゾー。

ケンゾーさん、はい、好きなデザイナーさんでした。

ケンゾーさんを、私ごときが語るにはおこがましい。

 

年齢を重ねてどんどんかっこよく思えてきた賢三さん。

仕事も生き方も、いいなぁ~、と思っていた矢先の訃報で、かなりショックな喜多桐です。しかも、コロナ。なんか悔しいなぁ。

 

全然関係ないですが「喜多桐」はペンネームで、本名の旧姓は「高田」姓。なんか、勝手にご縁を感じてたわけですよ。

 

本当に、一日も早くコロナが収束してくれることを心から願います。

 

↓ケンゾーさんネタ。散々ネタにして、おこがましいもないよね。ばかちん、私。

www.kitakiri.com




コロナ需要高まるキャンプ

本日、9月23日付け、繊研新聞のカルチャーコラムです。

 

ようやく涼しくなりました。

昨日までの4連連休は、各行楽地もキャンプ場も賑わいました。

こんなに人出があって大丈夫か?って思ってるのは、出かけた人も家に居た人もみーんな思っていること。

 

密閉空間よりは、オープンエアーなお外の方が安全だね、って思う人はたくさんいます。で、キャンプは何もコロナだからというわけでもなく、数年前からじわじわ人気が上昇していました。

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お出かけしたい欲求と、安全に過ごしたい欲求がみごとにマッチングしちゃった。

アウトドア。

 

私はかつて、キャンプとは大勢で行くものという固定観念がありました。

 

しかし、私はキャンプ場で張り切るテント張り奉行やらバーベキュー奉行に委縮してしまうタイプ。ああ、何もできなくてすみません。って。

経験者の意見は初心者にとってありがたいものですが、張り切る人に委縮しながら過ごす時間は、あわてんぼうですぐパニックになる私にとって、ほんと、リラックスできない。

大自然を満喫しに行って、ストレス溜めて帰ることになるので、大勢で行くキャンプが辛い人って、多かったんだね。

 

ソロキャンプがブームになったの、物凄くわかる。

 

で、人生初のお泊りキャンプは、大雨。

寝袋に入って横になっていると、大粒の雨がテントにぶつかり、ざぁざぁ、バラバラバラバラっ音を聞きながら、寝れない。これは何かの罰ゲームですか!って心の中で叫んでいました。

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そして、キャンプはトラウマとなった。

 

アウトドアは、ひとりもしくは、家族だけでいいね。

大勢で行かなくて、いいよ。そして、お泊りもいらない。

外でそっと火を囲むアウトドアなら、大好き。

 

個人的意見。

 

大勢で楽しめる人も世の中にはたくさんいるし(そういう人の方が多いんだろうな)。ただ、今はキャンプも最大人数は家族だけだね。

 

大勢で楽しみたい人は、もう少し我慢。

 

一日も早く、コロナが収束しますように。

 

 

 

 

日本の猛暑は日傘で乗り切れ。

8月20付繊研新聞のカルチャーコラムです。

 

日本列島、連日の猛暑です。太陽の暴力がハンパないです。

私が子どもの頃は、気温が30度越えたら、大騒ぎでした。

その頃から10度近く夏の気温が上昇しています。

気温が人間の体温を超える日が来るなんて、信じられない。

 

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日傘は女子のアイテムと思われがちですが、効率よく紫外線を防いでくれる最強アイテムでもあります。

 

男子だって、暑いし、痛い。日傘は有効。

 

で、男子の日傘を推進する団体が日本日傘男子協会

 

そう、良いものは男子女子の区別なく、取り入れましょうね。

 

 

 

 

 

コロナとマスクでアイメイクがどんどん濃くなる!

7月22日付の繊研新聞カルチャーのコラムです。

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コロナ禍で今まで必要だったものが要らなくなったりと、生活が激変しました。

家で仕事している私でも、お出かけの時はお化粧して出かけていたのですが、マスク生活になって、ファンデーションを辞めました。マスクに付くし、外した時に頬にくっきり跡ができるので、もういいか、って。当然、口紅も塗りません。

アイメイクだけで充分。

 

ウチの近所に住んでる友人は、リモート会議でモニター映えするよう、メークを濃い目にしていたそうです。

で、外出時はマスク。しばらくして「うわ、いつの間にめっちゃメイクが濃くなってるじゃん」と、気づいたそうです。が、時すでに遅し。一度濃くすると以前どうだったかわかんなくなって、まあいいやリモート映えもするしと、濃いまま。

 

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繊研新聞のコラムには『ニカブ』姿のイスラム女性のアイメイクが濃いと描きました。

そもそも、制約の多い中で普段から生活してるイスラム女子。

制約が多くても、人はおしゃれしたい生き物なのでどんどん濃くなるようです。

 

 

マスク着用の制約がある生活の中、百貨店がトータルコーディネートでマスクをファッションに取り入れ提案してきています。おしゃれで素敵です。

 

ですが、外出時におしゃれな布マスクをしている人を、たまぁに見かけますが、さほど多くはないし、特にコーディネートというわけでもない。ほとんどの人が、サージカルマスク。布マスクも白かグレー。若者はたまに黒。

 

おしゃれな人が集まる街に出かけても、見ない、マスクとコーデしてる人。これから、増えていくとも思えない。

 

日本人特有の同調圧力がおしゃれしたい気持ちにブレーキをかけてる

 

こんなときに、不謹慎。まあ、派手なマスク付けちゃって。とか、誰も言ってないのに、言われたらどうしよう。という、勝手な思い込み。

 

いっそのこと、マスクも裏地を派手にした方が、日本人にウケるんじゃないか?

 

江戸時代には身分で着るものを決められていた日本人。地味な着物しか着ることを許されなかった庶民は、裏地でおしゃれを楽しんでいました。

 

太平洋戦争のときも、おしゃれは敵視されたけど、おしゃれしたい人々はこっそり楽しんでいましたね。

 

見えない所でおしゃれする遺伝子があるんじゃないか?日本人ってば。

 

 

 

 

 

 

 

ユニクロのエアリズムマスク買えました。

先週、金曜日に発売したユニクロのエアリズムマスク。

マスクを求めるお客さんで日本中、大行列でした。

で、ウチの近所のユニクロ路面店。先週は本降りの雨。

雨の中行列に並ぶのは嫌だったので並ばず開店の時間に行ったら、すでに整理券の配布も終了していて、売り切れ。残念。

しかし、マスクの売り切れを知らない人々でどんどん新たな行列が形成され、入り口にたどり着いたとたん「売り切れ」と書かれたポスターを見る羽目に。店内に入らず、うなだれて帰る人々の負のオーラがハンパなかった。

買えなかったおじさんやおばさんがスタッフさんに詰め寄り質問攻め。そのうち、顔はにこやかだけれども少々キレ気味のショップスタッフさんが「本日入荷した数量の質問にも、来週販売の個数も販売方法もお答えできません」と、大きな声で何度も説明していました。

しかも、普段自分の着る服すら買わないシニアおじさんが、マスク目当てで初めてユニクロに来たのか、使い方の分からない自動レジ相手にキレてる。お疲れ様です、スタッフさん。

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これ、先週の出来事です。

 

さて、今日は並ぶつもりもなかったのですがたまたま駅前に出て、開店1時間前にユニクロの前に10人ほどの短い列があったので、ひょっとして先週のようにしばらくすると整理券が配られて、そんなに並ばないかも?と思い、つい並んでみました。

 

そしたらやはり、整理券が配られて、開店まで並ぶ必要はなくなったのです。

前回一人ワンサイズに限り1点だったから、SМLを全部買えば一人で3点買えたのでが、今回は一人ワンサイズ1点のみ。そのおかげで、開店してから並んだ人にも整理券が配られ、けっこうな人数にマスクは行きわたりました。

 

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が!レジまで長い、お会計まで店内を人の列がぐるぐると蛇行して、まさか、会計で並ぶとは!もう、今年はどんな列にも並ばない。

 

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これは夏用マスクではない」という、コトも知ってて購入したけどね。

ですがエアリズムに期待し過ぎていた。しかも並んで、ようやくゲット、期待は高まる。ごめんなさい。誰に謝ってるんだ、私は。

けっこう、息苦しい。暑いからしょうがないね。

エアリズムだから、さらさらして肌触りは良いんですが。

 

不織布のマスクの方が、まだ通気性が良い。

先週、購入した人の意見が分かれたって、聞いてたけど、こういうことね。

 

今の季節はちょっと無理なので、寒くなってから、活躍してもらいましょう。

 

 

 

 

ファン付きフェイスシールド!

ファッションブログほったらかしの、キタキリです。申し訳ありません。ほったらかしていても、読んで下さってる読者が結構いてびっくり、ありがとうございます。

 

 6月24日付 センケン紙面から

さて、本日付の繊研新聞の月イチコラム「センケン紙面から」は株式会社空調服が開発中の「フェースシールド」です。

 

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繊研新聞 | No.1ファッションビジネス専門紙

 

 

www.9229.co.jp

 

昨年も、株式会社空調服さんの、ワイルドイケメンモデルにハートを鷲掴みされ、書かせていただきました。ド直球の社名も好き。社名も、じゃないな、社名が一番好きだね。

 

で、株式会社空調服さんのサイトのwww.9229←これ「クウチョウフク」のゴロ合わせでは・・・。と、どうでもいい所かもしれないけれど。

 

新型コロナウイルスの影響はまだまだ続くけど、外出自粛期間が一応解除され、コロナウイルスと付き合って生活する日常が当たり前になりました。マスクなしの生活が考えられないなんて、今年の初めに誰が想像したんでしょう。

半年前にファン付きフェイスシールドを見たら、私は爆笑してたと思う。今はこのビジュアルが、ち~っとも不思議じゃないのが、不思議です。

 

 台湾のマスク事情

2年前の2018年6月に台湾に行ったとき、台北市内のありとあらゆる場所でマスクがファッションアイテムとして売られていて、へ~、って感じで眺めていたのですよ。

 

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☝ 2018年6月・台北市内のマスクたち

 

いや~、買っときゃ良かった。せめてお土産に。

でも、2年前はこんなもの買って帰ってもな~、なんて思い手に取ろうともしなかった。未来のことは分からない。

 

SARS・MERSを経験している台湾では、マスクと共に生活する習慣がついていたから、すでにファッションアイテムとして確立していたわけです。

 

余談ですが、漫画・(株)アパレルの服売造が2000年にオシャレマスクを考案したものの、バカバカしいと自分の考えを打ち消しています。いや、ただ、早かっただけなのです、20年前だし。すげー、ウルゾー。いや、描いたの私だし。てへへ。てへへじゃないね。

 

 

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