2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧
服屋さんですね。デザイナーズブランド全盛のころ、数点のお洋服がちょこっと広々とした店内に置かれているショップが実際にありました。今思うと、商品しまいすぎ、出し惜しみしすぎ、もったいぶっていました。それでお店が成り立っていたのですね。 そして…
93年春夏は、エコロジー、自然志向がブームでした。エコのためなら人の意見も耳を貸さない「エゴなエコロジスト」さんたちも多く見られました。割りばしを使う人が悪者にされました。割りばしはもともと、間伐材を利用したエコ商品なのに。エゴロジストたち…
え~、時事ネタですね。1993年社会問題になって連日報道されていた、新興宗教団体による「霊感商法」がネタ元です。その団体のメーンになる商品が「壷」で、「言い値」というドリームプライスで利益を得ていて商売なのか、犯罪なのか、今だ答えはありません…
93~94秋冬・パリコレでは「グランジルック」が全盛で、グランジ(汚れ)を表現するため色んな素材が使われました。 このウルゾーさんのデザイン画はエクストリームなシルエット。20数年経過し、昨年から今年にかけてグランジファッションと同時にエクストリ…
全ての業種において「二匹目のどじょう商法」という手法があります。ヒット商品の模倣ですね。店舗においては外食産業のパクりがいちばんえげつないと思います。 TTP(徹底的にパクる)と言うそうです。牛丼屋だと「松屋」に入ったと思ったら「すきや」だっ…
今も人気のフレンチカジュアルブランドですね、アニエスベー。たまたま私の周りに「アニエスベー押し」の人が多かったということもありましてまあ、パクるならこれかと思ったわけですよ。 1993年ごろのアニエスベー、トップスとボトムを買って10万円越えでし…
1993年6月9日、皇太子浩宮(現・天皇陛下)さまと雅子さまのご婚礼の儀が執り行われ日本中が大フィーバー(フィバーって言葉も昭和語だね)でした。やんごとなき方々のお召しものは当然、オートクチュール(高級注文服)。プレタポルテ(既製服)を作っている…
デザイナーズブランド全盛期でした。「どこのブランドが好き?」「どのデザイナーさんが好き?」など、今風に言えば「推しブランド」を持っているのがあたりまえの風潮でした。人とは違う格好・個性的なデザインを好む人が多かったような気がします。現在の…
1980年代後半から1990年代頭まで、渋谷カジュアル「渋カジ」全盛でした。世田谷、渋谷、山の手の男子高校生が発信元のようで、アメカジよりきれい目というかシンプルで、バンダナもアイテムのひとつでした。 でもバンダナは、ほっかむり、しないね。
ウルゾーさんのすごいところは、自分の作ったモノに絶対的な自信を持っているところです。自分が良いと思えば人の意見など耳に入りません。こういう部分がないとデザイナーなどやってられないのです。表現者として堂々としていて、甲本ヒロトさんに通じるも…
この当時、デザインもコーディネートも目を見張るような斬新なモノが次々に現れ、笑いを取るために漫画に描いたのに、リアルに目の前に現れて驚くことがよくありました。 実はトレーナーをはいていたホームレスの男性を目撃して「はけるんだ」と衝撃を受けた…
ウルゾーのキャラクターが全開になっていきます。デザイナーというよりアイデアマンなんです。 さて「FA」という呼び名が本当に使われていたんですね~という資料が残っていました。自分ちの本棚じゃん、ネット検索してもロクな答えが出てこなかったよ、とほ…
FA とは?1990年当時、業界では現在の「ショップ店員」「ショップスタッフ」という言葉ではなくて「FA=ファッションアドバイザー」と呼んでいました。FB企画舎トーガ代表・藤田雅美氏の話によると、世間的にはあまり知られていな言葉ですが、ファッション関…
考えてみたら、どうやって縫製したんだろうな、というお話でした。
イッセイミヤケの3本袖セーターは確か、余った袖を首に巻いたスタイルのおしゃれさんがいたような。
漫画を描くにあたって、有名アパレルの社員さんに色々取材をさせて頂きました。私が聞いた有名アパレルの男性社員さんの入社試験は「100mダッシュ」だったそうです。20年以上前の話ですが、今もそういう「体力テスト」を採用しているアパレルがあるのかしら…
1993年バブル経済崩壊後にスタートした「株式会社アパレル」ですが今年は2016年。23年経っても景気なんてちっとも回復しやしないね。