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キタキリだから、ファッション・トレンドまわりをゆるっと語る。

2022年ワールドカップ。

12月15日付けの繊研新聞のコラムです。

 

すんません。

ワールドカップの話題を描いていますが、とんと、スポーツに興味がなく、スポーツに沸き立つ人々に興味深々のキタキリです。

 

なんか、めっちゃ熱かったですね。連日ニュースで流れる、ワールドカップ日本代表を応援する人々。その姿に、グッとくるワタクシ。

好きなモノに熱意を傾ける姿は、美しいです。

 

で、なんかね、転売する人とか、モヤモヤするのよ。

転売ヤーも生活が掛かっていて、逞しくこの世を渡っていってるんだろうな、とは思うけど、なんか、モヤモヤするの。

 

トップのプロ選手も、ちょっと闇の転売ヤーも、みんな頑張って生きてるね。

応援したり、応援したくなかったり。

 

 

👇いんちき転売ヤーファミリーのお漫画。

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2022年の2000年ファッションY2K人気。

11月16日付け繊研新聞コラムです。

1990年代後半から2000年代前半に一世を風靡したスタイルが戻ってきてます。

 

担当編集さんと「もう、20年経ったんだ~」と、同世代ふたりで過ぎ去った日に思いを馳せます。

 

2000年頃、ギャルとかギャル男と言われる人が好んだスタイル、露出多めのY2Kファッション。

 

ギャルというと、「ハイビスカスプリント」の「アルバローザ」というブランドが頭に浮かびます。ギャルが着るとハワイアンリゾートって感じですね。

 

アルバローザはイタリア語で、ハワイは関係ないです。

そもそものコンセプトは「ヨーロッパのリゾート地で着るリゾートカジュアル」。

優雅なバカンスを連想させますね。

 

時代がアルバローザをギャルたちのあこがれブランドにしてしまい、売れるのはありがたいが、作り手側はさぞモヤモヤした気持ちでいたでしょう。

優雅に着てもらいたかったのに、ハジけすぎなんじゃないか、と。

 

2022年ようやくその時が来たのかもしれません。

流行りのY2Kコーデは上品な肌見せで、若い方々が上手に着こなしております。

 

で、ヨーロッパの優雅なバカンスですが、ワタクシの友人のフランス人一家が、3週間の休暇をとってアメリカへバカンスに出かけたと、空港で家族そろってニコニコの写真が先ほどFBにupされていました。

 

ワタクシの長い友人で神戸に住むフランス人一家もバカンスといえば数週間!

なぜ、なぜ、日本人は数週間をバカンスに当てられないんでしょうか!

日本に、毎年バカンスで数週間休暇をくれる企業ってどれだけあるんでしょうか⁈

ないよね、ない。

 

で昔、フランス人を夫に持つ神戸のマドモアゼル順ちゃんに「なんで、フランス人はバカンスそんなあほほど長いねん」って聞いたら「休みやらんと、暴動がおこって国家が転覆するねん」という、回答。

 

なんかね、命よりバカンスが大事だった、言ってた。

いやいや、命の方が大事だけどね。

 

 

👇スズメのお漫画、ギャルのアマビエ。

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ラン活戦線異変アリ!じわり広がる布製ランドセル。

繊研新聞10月19日付け、ファッショントレンドコラム。

アウトドアメーカー、モンベルはヒットを飛ばし続けています。

 

布製だけれど、合成皮革や皮のランドセルと比べて、デザインや耐久性が遜色ないので選択肢が広がります。

 

軽さは子どもの身体への負担を軽減しますね。

そして、布製ランドセルの値段の安さは、急激なインフレで圧迫される家計の負担を軽減してくれます。

 

なんか、時代が呼んだアイテムじゃん、って思うキタキリなのでありました。

 

でも、ファミリアの布製ランドセルは、けっこういいお値段だな。

さすが、ファミリアブランド。

 

 

👇本日もキタキリのお漫画。

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ファミリア&宝塚

9月21日付け繊研新聞のコラムで~す。

なんかですね、ファミリアと宝塚って、無敵感しか、ないんです。

向かうところ敵なし、って感じで。

 

ドン冷え状態の日本経済。30年以上、ドン冷え。

みんな懐さみしいのに、2万2000円のトートバッグにお金を払う。

トートバッグてメーンのバッグじゃない、サブです、セカンド。

なのに、売れる。

 

感想。ファミリアすげー、宝塚ってか、ズカファンすげー、熱ぅ~。

 

 

👇スズメ先生のお漫画もいずれはバカ売れ?!

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モンベルの日傘。

8月29日付け、繊研新聞のコラム。

ヒット商品を飛ばす、モンベル社。

SNS上ではこの傘を使用した人の、暑くない、涼しい、等々驚嘆の声が続々と。それを読んだ連中(ワタクシもその連中の一味)がモンベル社のサイトにわ~っと、なだれ込んで、完売。リアルショップにもナシ。

この日傘、昨年も相当売れて入手困難でした。

トレッキング用に開発された日傘なので、時間が経てば入荷されます。次の夏に備えて、冬場に購入する人も多いです。

 

もうね、日本の夏は熱帯。ワタクシが子どもの頃は気温が27度越えて夏日だったのに。

どういうことよ、夏場の気が狂ったような暑さは。

ほんと「宇宙人の地球生物こんがりグリル計画」と思わずにはいられない。

 

冬場に買って、次の夏に備えようと思うのでした。

 

 

👇ネコ漫画に宇宙人。わりと人気です、宇宙人の回。

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ジェンダーレス水着。

7月20日繊研新聞コラムです。

自分の「性」に違和感を感じたことがないワタクシですら、あのスクール水着は嫌だった。

男子が女子の水着姿をあからさまに品定めする会話が聞こえてくるたび、ううううっ、って思っていた、思春期の頃。

 

最高だよ、学校ではこの水着。

 

キラキラのスタイル抜群女子がギャーンってビキニとか着るのは悪いことではない。

個人で行ったビーチなどでオラオラって、見せつけて下さい。

スタイル抜群女子の水着姿は、女のワタクシもうっとりします。

素敵なスタイルは最強です、眼福です。

 

でも、学校という集団の場所で全員が全員、体形がむき出しになる水着はツラい。

 

フットマークさんのジェンダーレス水着、じわじわと広がっています。

 

 

👇漫画も読んでね。

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カラオケソーイング。

6月22日付、繊研新聞コラムです。

縫物大好きスズメさん。でも、下手。

我が家のミシンは、ニットを縫ってから糸調節がおかしくなって、雑巾すらまともに縫えない状態になり、そのまま押し入れの迷宮に。修理に出そうと思って15年以上経過。

 

ワタクシ世代は家庭科でミシンを習うので縫物をする人、割と多い。自分の着る服を縫う友達もいた。

 

小劇場で演劇をしていた先輩に頼まれて「成金のガウン」というお題で、衣装を縫ったこともあった。ナイロン製でペパーミントグリーン地にピンクのペイズリーという、魅惑的な生地を手に入れガウンを縫った。成金感ハンパなかった。

だが、アレはあかんね。

芝居を観るより、自分の縫った衣装が気になって気になって、まともにお芝居観ることが出来なかった、ちょっぴりしょっぱいことを思いだしたわよ。

 

あ、ワタクシが所属していた小劇場時代にも、先輩に「下品なブラウス」というお題を出されて、ブラウスを縫ったことも思い出したわ。黒のサテンに生地に金色テープでパイピングしてレッグオブマトンスリーブの袖付け。襟にレースを縫い付け、ゴージャス。

 

でさ、ブラウスとか縫う人間にとって直線縫いの雑巾なんかはお金を出して買うなんて考えられない。

 

でも、雑巾、100均でフツーに売ってるね。もう、買っちゃうよ、雑巾。

 

今は、家庭科の教科書の服飾のページには「コーディネート」という項目が当たり前にあり、服は作るのではなく買うものに。

 

ユザワヤなんか行くと、わお~、ってクラフトマンシップに火がついちゃうね。

 

こう、何だかな、縫物って無心になれて良いよね。

無心にミシン。

 

孫の保育園グッズ、縫うのを楽しみにしているBBA。

 

↓漫画も読んでね。

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