11月16日付け繊研新聞コラムです。
1990年代後半から2000年代前半に一世を風靡したスタイルが戻ってきてます。
担当編集さんと「もう、20年経ったんだ~」と、同世代ふたりで過ぎ去った日に思いを馳せます。
2000年頃、ギャルとかギャル男と言われる人が好んだスタイル、露出多めのY2Kファッション。
ギャルというと、「ハイビスカスプリント」の「アルバローザ」というブランドが頭に浮かびます。ギャルが着るとハワイアンリゾートって感じですね。
アルバローザはイタリア語で、ハワイは関係ないです。
そもそものコンセプトは「ヨーロッパのリゾート地で着るリゾートカジュアル」。
優雅なバカンスを連想させますね。
時代がアルバローザをギャルたちのあこがれブランドにしてしまい、売れるのはありがたいが、作り手側はさぞモヤモヤした気持ちでいたでしょう。
優雅に着てもらいたかったのに、ハジけすぎなんじゃないか、と。
2022年ようやくその時が来たのかもしれません。
流行りのY2Kコーデは上品な肌見せで、若い方々が上手に着こなしております。
で、ヨーロッパの優雅なバカンスですが、ワタクシの友人のフランス人一家が、3週間の休暇をとってアメリカへバカンスに出かけたと、空港で家族そろってニコニコの写真が先ほどFBにupされていました。
ワタクシの長い友人で神戸に住むフランス人一家もバカンスといえば数週間!
なぜ、なぜ、日本人は数週間をバカンスに当てられないんでしょうか!
日本に、毎年バカンスで数週間休暇をくれる企業ってどれだけあるんでしょうか⁈
ないよね、ない。
で昔、フランス人を夫に持つ神戸のマドモアゼル順ちゃんに「なんで、フランス人はバカンスそんなあほほど長いねん」って聞いたら「休みやらんと、暴動がおこって国家が転覆するねん」という、回答。
なんかね、命よりバカンスが大事だった、言ってた。
いやいや、命の方が大事だけどね。
👇スズメのお漫画、ギャルのアマビエ。