6月25日付けの繊研新聞コラムで~す。
何回も書いておりますが、この「で~す」の「~」波ダッシュ・チルダはひらがなで「にょろ」って打っても出てきますね。どうでもいいことですが。
眼鏡専門誌の編集長に話を伺いました。
めっちゃ、教えて下さいました。すごいね、専門家ってのは。
眼鏡専門誌には1980年代にすでに、リムレス眼鏡は登場していたようです。
ちなみに、フチなし眼鏡、リムレス眼鏡、ツーポイント眼鏡と呼び名がありますが、眼鏡業界では、色々あって「リムレス」と呼ぶのが無難だなぁ、ってことで昔からリムレス眼鏡と呼ぶそうです。
で、「1992年にエア・チタニウム(現在のリンドバーグ)というリムレスフレームがグッドデザインで大賞を受賞し話題になりました。
さらにこの受賞がきっかけとなって、翌年(1993年)にデザイン専門誌「AXIS(アクシス)」の表紙にエア・チタニウムが掲載され、福井のフレームメーカーに務める工業デザイナー等の注目を集めました。
このことも、この頃の眼鏡業界の中でリムレスフレームの企画・製造が加速していった一因になったと思われます」
と、小倉編集長が語っております。
そして、このブームを若干懸念する声も。
というのは、リムレス眼鏡は加工に高度な技術を必要とするのと、フレームが無いため破損などのリスクが高いので、お客様のクレームが増えるんじゃないか。
しかも、Z世代は経済的にも低価格眼鏡ショップに流れるだろうから、小規模小売店はなんか、やってらんねーな、って事態になるかも。
まあ、懸念ですが。
で、もうちょっと経済的に余裕のある世代にこのブームが伝播していってくんないかなー、とも、眼鏡業界の方々は思っているようです。
大丈夫でしょう。今やK-pop人気を引っ張るのは、若い世代と、子育てを終え子どもの学費から解放されたマダムども。
子育て世代は子どもにすべての金をぶち込むから、そもそも金が無い。
リムレスのリーディング眼鏡もカッコいいじゃん。リーディング眼鏡って、老眼鏡のことね。
で、ワタクシ事だが、コンタクトの度数を下げたら老眼鏡が必要なくなってしまった。
同い年の友だちから教えてもらって、近所の眼鏡屋さんへ行ったら、ベテラン技師の方から最適な度数のコンタクトを選んでもらえました。
ありがとう!友と専門家!
そもそも、普段は手元の作業しかしてないから、度の強いコンタクトって、必要なかったのよ。視力は1.0以上ないとダメ、って考え方に縛られていたのよう。
0.7~0.6ぐらいでも、普通に外で標識とか読めるから。
でだ、本を読むのに老眼鏡が必要なくなったぞい。
老眼鏡が煩わしいコンタクトユーザーのみなさま、かかりつけの眼科かコンタクトを扱っている眼鏡ショップに、ご相談してみて。
コンサートなどや遠くのものを見なければいけない時は、きつめのコンタクトを装着するのよ、その場で。ワンデー、使い捨ては便利よ。