6月の頭、中国のユニクロ各店で開店と同時にKAWS(カウズ)のTシャツめがけて突入した大勢の人々が、商品を奪い合うという動画がSNSで話題になりました。
なんだ、なんだ、びっくりしたよ。Tシャツ買うのに殴り合いまでして。私だって好きなアーティストのTシャツは欲しいけど、奪い合いしてまで買わないよ。しかし、こんな大勢の人が奪い合うぐらいに人気があるの、KAWSさん。
KAWSとは?
KAWSさんはニューヨークのアーティストで、日本人だと村上隆さんのような存在。
目がテン、ならぬ目がバッテン。KAWS作品はバッテン目キャラが特徴的。
奪い合う原因は「転売目的」だから。アートがお金に見えるのね。すっごく残念。
だけど、奪い合ってもらえるぐらいの人気は羨ましい。と、言いつつも、自分の作品がマジの奪い合いになるのは嫌だなぁ。KAWSさん、今めっちゃ悲しいだろうなぁ。
KAWSさんは自分のSNSで、UTとのコラボは今回が最後って発信したことが、わぁ~って押し寄せた原因の一つだそうです。ほら、みんな限定品とかに弱いから。
1点ものって、あり?
ファストファッション全盛で、自分で服を縫ったこともない世代の人は知らないだろうけど、私の20代の頃、アパレルの店員さんは「こちらの商品は1点ものになります」などと平気で言ってた。キャッチ-なセールストークね。1点ものって、他にはないんだ、これ着てるのって私だけ?などと、ぱ~っとなって、ご購入。昭和の服屋さんあるある、です。高級既製服だって、1点ものは存在しないが、昭和のブティックにはチープで尚且つ、たくさんのうさんくさい1点ものが存在したの。
さて、日本では6月7日金曜日がKAWSユニクロTシャツの発売日でした。
ユニクロ銀座店には、ずら~り、行列。びっくりだわ。
中国での騒動を受けて、ユニクロ側が対策を取り、ひとり1アイテム1点の制限付きにしちゃったので、暴動に発展することもなかったようです。
発売から2日経過し、うちの近所のユニクロではKAWSのTシャツどうなってるんだろう?あったら買うか、てなノリで行ってみました。並ぶ人は銀座を目指すだろうけど、うちの近所の小規模ユニクロだとあるかも。
なかったよ。やっぱり。
ん?メンズUT、トートバッグは完売しました。ってことは、レディースはまだあるのか!やった!やった、とか、なぜ喜ぶ、私。特別KAWSさんのこと好きでもないくせに。嫌いでもないけど。買うのが目的になっているからだな。この、やった!は。
「KAWS Tシャツはメンズとキッズ、グッズしかなくて、レディースは元々ないんです」とユニクロの店員さん。なんだ、残念。いやいや待てよ、つまり、キッズはあるのか。
このPOPの裏側にひっそりと、120㎝と140㎝がわずか数点残されていました。うむ、知り合いのちびっ子に買っていってやるか?いやいや、ちびっ子は下のミニオンズのほうが、喜ぶだろう、たぶん。や~めた、というか買うなよ、私。
24日からのポケモンTシャツの方をゲットしに来た方がよさそうですな。UTマスターにならなくてもいいけど、ちょっと、欲しい。
転売目的はなんだか・・・
さて、今、メルカリ見たら、えらいことになってるね。
KAWS Tシャツ、6万円の値段を付けて売ってる人がいる。中国では10倍の値段で転売されてるって聞いたけど、ユニクロTシャツ、10倍の値段でも9千900円だからね。6万円は大きく出ましたね。まあね、お商売は欲しい人がいれば、成立するよね。でも、コレ、売れるのか~?買う人いるのか~?
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