テンガロンハットは、帽子に10ガロンの水が入ることからついた名前ですが、10ガロン
は38リットルで、どう考えても、1リットルの牛乳パック38本の液体は入らないよね。
実際は、テンガロンハットに入る水の量は2リットルぐらいです。つまり約0.5~6リットル。あ、カッコいいネーミングかも。0.5ガロンハット。
0.5ガロンハットは私の造語ですが、実際は小ぶりのテンガロンハットを、5ガロン(ファイブガロン)ハットと呼ぶことがあるそうです(繊研新聞社刊・新ファッションビジネス基礎用語辞典より)。
私が若いころ一緒に仕事をした、とあるAさんが、「京都の桂」出身だと知っておりま
した。
Aさんのことをよく知るBさんと、仕事をすることになり、世間話として共通の知人で
あるAさんの話題を私が振りました。
出身地は世間話の定番アイテムですね。
Aさんって「桂(カツラ)なんですよね」と私が言うと、「そーなんだよねAは若いころ
からハゲてたしね、良く知ってるね」。と、衝撃の展開に。Bさんは続けて、カツラっ
て維持費が高いんだよね~、と。
京都のカツラ、じゃなく、カツラ、ですね。頭の。
ああ、うかつにも人の秘密を聞いちゃって、申し訳ない。
近年、薄毛をポジティブにとらえる人が急増したため、カツラメーカーの売り上げが落
ちているそうです。
コンプレックス産業は不況知らずって言われていましたが、薄毛がコンプレックスでな
くなる時代がくることをカツラメーカーも予想できなかったんですね。企業も、頭髪
も、無常だなぁ。