ピアスもタトゥーも「親からもらった身体に傷をつけるのか」という声が、まだまだ聞こえた時代。
ウルゾーさんも親から言われた言葉が深く刻みつけられていて、
身体に穴をあける痛みの恐怖より、自分の中のモラルを破る方が怖かったようです。
意外なところで古風なウルゾーさんは、とりあえず先祖に謝罪してから、なのです。
今どきのピアス事情って、もうどんどんすごいことに。
舌を蛇のように割くスプリットタン、など。何ごともエスカレートするもんで。
この民族の方々は先祖代々からの風習で穴をあけたり首を伸ばしたりしているわけで
実にトラディショナル。
親から貰った大切な身体だから親と同じように。
伝統というのも、悩ましいもんだなぁ。