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キタキリだから、ファッションまわりをゆるっと語る。

ソシャゲ沼

繊研新聞12月23日付けコラム。

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うちの息子の誕生日に、全国各地からプレゼントが届いた。

「友だちから」という。

北海道からは海鮮が、東北からはリンゴジュース。息子の好みを知っている「一度も会ったことのない友人たち」からだ。

 

コミュニケーションの形が大きく変ったのか?

いやいや、むしろ昔に戻ったんじゃないかと、思う。

 

気の合う人というのは、会話や文章である程度分かる。

そして、話が合うというのは友だち付き合いにおいて重要なことだ。

 

私の子ども時代には「ペンパル」というコミュニケーションの手段が存在した。

雑誌に「ペンパルコーナー」があって、文通で友だちになりましょう、という趣旨のもの。実際、文通でカップルになりました、なんて話ごろごろ転がっていた。

あの当時は、ペンパルコーナーに自己紹介のほか、住所とか晒してたよね。

今じゃ、考えらない。

 

ソシャゲは、ただ、文通よりやりとりのスピードが速いだけ、大して変わんない。

友だちと集まってやることは、昔からゲームだったわ。

人のやることはなんも、変わらない。

 

で、ソシャゲで知り合って、結婚してる人もたくさんいる時代。

 

1000年ぐらい遡ると、噂を聞いただけの女子に詩を書いて渡して、女子も詩が気に入ったら、お互い顔も観ずに床に入って結婚、という時代もあったではないか。

 

なんか、ソシャゲのコミュニケーションの方が、まだ丁寧なんじゃないのか?って思えて来た。

 

 

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麻雀ゲームという沼。

繊研新聞11月25日付けコラム

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ワタクシは麻雀やらないのです。

でも、あの麻雀牌の手触りは好きです。やったことないのに。

 

麻雀といえば、ワタクシが学校を卒業して就職したデザイン事務所での思い出が強烈です。

コピーライターで今も作家として活躍されている先輩が、大学の時にお付き合いしていた彼女とゴールインを果たしました。その彼女さんも作家として活躍されております。

 

新婚夫婦。愛し愛されの時に、夫、麻雀に興じて帰宅せず。

麻雀の魔力は、新婚の夫婦の愛情よりも強いのかと、当時思いました。

 

で、妻、うおおおおおおおお~、ってな勢いで、窓から麻雀牌を投げ捨てたそうです。

夫、同僚たるワタクシに、翌日会社でしょっぼぼで、ご報告。

奥さまに麻雀牌捨てられちゃったよ、って。

 

当たり前やん。

 

その時、ワタクシ心に誓いました。麻雀に手を出さないと。

麻雀はハマると抜けられない沼ということは、もう、数十年前から覚知済み。

 

だから、ワタクシは手を出さない。

 

 

デイリースポーツ社Webサイトよろずー。連載漫画・よろずなざっし~。読んでね♥

☟愛し愛されたいね。

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昭和レトロという沼。

10月22日付け繊研新聞コラム。

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なんかね、流行はほんと、病のように繰り返すね。

だけれども、その時代のまんまじゃなく、今を生きる時代の感性も取り入れながら、新しい昭和のデザインを若い世代は愛でてるね。

 

私世代が思う昭和のデザインて、なんか、デザイン過剰。高度成長期の昭和ね。

だから、シンプルで無機質なクールなデザインが素敵と思ったのが、私世代。

昭和も終盤の頃。ちょうど、バブル世代。黒い家具、黒い家電、スクエアな形が流行った。

 

音楽もレコードで聴いていたのが、いきなりデジタルの走りであるCDに取って代わった時代。

今や普通と言えば、データ配信で音楽を聴く時代。

 

だが、なんだ今、若い世代にアナログのレコードが大人気だとか。びっくり。

レコード売り上げ、伸びてるんだってね。

 

デジタルの音って、データを軽くするために色んな音を省いている。

アナログの雑多な音は聴きようによっては、ふくよかな音色だ。

 

デザインも音も、全ての物事がシンプルでそぎ落とされた結果、みんな飽きちゃったのか。もうちょっと、ごちゃごちゃ、してても楽しいね、って。

で、いやいや、あの、雑多なデザイン、音、目新しいじゃん。

 

人というのは、何とも飽きっぽい、ね。

まあ、10年スパンで、みんな何かに飽きて、何かを求めてるね。

 

流行は繰り返される。

 

 

☟連載漫画よろずなざっしー。

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インフルエンサーコーデという沼

9月27日付繊研新聞コラム。

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ファッション雑誌がどんどん休刊・廃刊している。もう、どんどん、だ。

休刊したファション誌は、デジタルに移行して雑誌のブランドで生き残りを掛けている。頑張れ、ファッション誌。

ん?デジタルだけど「誌」か?

まあ、言葉だけ残るね。

 

デジタル印刷で「写植」なんてどこにもないのに、文字の打ち間違いを今だに「誤植」っていうのも、言葉だけ残っちゃったね。

 

そもそも雑誌の休刊・廃刊の原因は、大きな収入源である広告収入が減っちゃったせい。

企業はネットに広告を出してるね。みんな雑誌買わない、部数減る、広告入らない、滅亡。

 

大手アパレルもモデルやタレントでなく、インフルエンサーを上手く使ってPRしてるよ。びっくりだ。時代が大きく動いている感じがする。感じじゃなくて、動いてる。ゴゴゴゴゴ、って。

 

紙の新聞の良さは、自分が欲しかった情報だけでなくふと目に留まった記事で思いもよらぬ出会いがあったりすること。

目的地に行ったり来たりするのは大切だけど、ブラブラ散歩すると、面白いものを見つけたりする、あんな感じか。紙媒体の良さは。

だけど、誰も買ってくれないと作る訳にはいかないよね。

 

なんだかさみしいけれど、時は流れていろいろ変わっていくね。

 

 

 

 

☟まいどにゃ★家族

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ピクトグラムという沼

8月24日付け繊研コラム。

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昔から、ピクトグラム大好き♥

色々あったが東京オリンピック開催されて、開会式パフォーマンスのピクトグラムが話題になりました。

その後ネット上で大喜利が続いたけど今は落ち着きました。

 

☟内海慶一さんの、日本ピクトさん学会。

www.pictosan.com

私たちの生活を地味におしゃれに守ってくれているピクトさん

内海さんのホームページは昔からちょこちょこ覗いている、キタキリなのでありました。

エスカレーターから身を乗り出して頭を強打してるピクトさん

いつ見ても、何度見ても、笑う。

なんで、いつも同じとこで笑うんだろうね。

歳を取って、さらに泣くことと笑うことが多くなったが、なんだかな、パワーアップした喜怒哀楽。

ピクトさんの分類/頭打ち系

 

 

☟よろずなざっしーもよろしくね。

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コンビニ返品という沼

☟6月23日付、繊研新聞コラムです。

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この返品システム、本当に便利。

で、大手商社でECやってるデザイナーさんが「一番困るのが返品」って言ってた。

送料のコストを考えると小さくコンパクトに発送するのが一番。

で、ECの市場が拡大して大きく変わったのは「シワになりにくい素材」多用。

小さいところに詰めて発送すると、お洋服はシワになっちゃうもんね。

 

てなことを、コロナ禍で一緒に飯食って、デザイナーのお友だちに教えてもらったスズメさんなのでした。

 

ちなみに着ると「サリバン先生」もしくは、小公女セーラの「ミンチン先生」のようにしか見えないワンピースは、着る前にタグを切ってしまったせいで返品不可という、不親切なサイトで買ったから、今もタンスの肥やし。

 

 

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